マリーンズ 5 - 3 イーグルス  7/27(土) 18:00 楽天モバイル
ニッカン式スコア



先発 マリーンズ:唐川  イーグルス:ポンセ

マリーンズスタメン
1番: 岡 (右)、2番: 藤岡 (二)、3番: 角中 (指)、4番: ソト (一)、5番: 佐藤 (捕)、6番: 山口 (左)、7番: 睇 (中)、8番: 安田 (三)、9番: 友杉 (遊)

イーグルススタメン
1番: 小郷 (右)、2番: 小深田 (二)、3番: 辰己 (中)、4番: 浅村 (指)、5番: 鈴木大 (三)、6番: フランコ (一)、7番: 中島 (左)、8番: 山田 (遊)、9番: 石原 (捕)

楽天モバイルで行われたイーグルスとのナイトゲーム。
今日は初回から打線が機能しました。

1回表。
岡の四球から1死3塁のチャンスを作り、2死3塁でソトがレフトにタイムリーヒットを放ち1−0。
マリーンズが先制します。

3回表。
2アウトから角中センター前ヒット、ソトライト前ヒット、佐藤四球で満塁。
ここでなんと山口が押し出し四球を選び2−0。
さらに高部がライトにタイムリーヒットを放ち4−0。
この回3点を追加しリードを広げました。

4回表。
1死3塁で藤岡ショートゴロの間に1点追加し5−0。
さらにリードを広げました。

5回裏。
マリーンズ先発の唐川は4月16日以来約3か月ぶりの登板です。
4回までは完璧にイーグルス打線を抑えましたが、この回は鈴木大地にツーベースヒットを打たれピンチ到来。
1死3塁で中島にタイムリーヒットを打たれて5−1。
1点を返されます。
しかし山田ショートゴロ、石原ファウルフライでチェンジ。
カットボールで打たせて取りました。
唐川は6回裏も抑えて降板。6回1失点の好投でした。

8回裏
マリーンズのピッチャーは鈴木。
2アウトから小郷にスリーベースヒットを打たれ、2死3塁で小深田のセカンドゴロを小川が後逸。
タイムリーエラーで5−2となりました。

9回裏。
マリーンズのピッチャーは益田。
浅村ツーベースヒット、鈴木死球、フランコ三振、中島ファウルフライで2死1,2塁。
ここで代打岡島はセカンドゴロも、また小川が後逸するタイムリーエラーで5−3。
バウンドがやや変わりました。土のグラウンドは難しいですが、プロなら捕らなければなりません。
なおも2死1,3塁と一打同点のピンチでしたが、最後は代打茂木を三振に打ち取り試合終了。
5−3で勝利しました。

唐川は先発として6年ぶりの勝利。
吉井監督に嫌われているのかなかなか出番がありませんが、しっかりとチャンスをものにしました。
2010年の日本一を知るヴェテランとして、チームを支えてほしいです。


【ロッテ】唐川侑己2214日ぶり先発勝利「わざわざ来てくれた」家族も駆けつけた敵地での復活(ニッカン)
17年目のベテラン右腕が、先発として2214日ぶりの復活勝利を遂げた!

ロッテ唐川侑己投手(35)が約3カ月ぶり、今季2度目の先発マウンドで18年7月5日のオリックス戦以来の先発白星を挙げた。

ピンチの場面でも冷静だった。4点リードの6回2死三塁。打席に立つのは楽天の4番浅村。「もう最後だと思ったんで。集中して全力で、打たれてもともとだと思って」と開き直って腕を振った。145キロのカットボールは捕手佐藤が内角に構えるミットに刺さった。見逃し三振でピンチをしのぐと表情を変えることなくマウンドをおりたが、ベンチ前で佐藤と会話を交わした際には少しほおが緩んだ。

吉井監督の「テクニックを使って長いイニングを投げてほしい」との要望で昨季後半戦から本格的に先発に再転向した。中継ぎの時はカットボール主体だったが、スライダー、チェンジアップ、フォークなど以前先発時で投げていた球種もプラスして本格的に投球練習に取り入れ、引き出しを増やしてきた。この日も変化球を中心にコースをつき4奪三振はすべて見逃し。「都志也がうまくリードしてくれて、引き出してくれた」と女房役の佐藤に感謝した。

久々の先発勝利は敵地でのヒーローインタビューとなったが、家族も駆けつけてくれた。「わざわざ来てくれたのでよかったです」と笑顔。「去年から先発してずっとファームで投げてたんですけど、その間も監督、コーチ、スタッフの人にアドバイスをもらいながら、支えてもらいながらやっていたので、そういう人たちに少しでも恩返しができればいいなって思いはあった。ほんと少しですけど、これからもっとできたら」。日焼けした顔でさわやかに誓った。【星夏穂】

▼ロッテ唐川が22年9月8日日本ハム戦(リリーフ)以来の勝利。先発勝利に限ると18年7月5日オリックス戦以来6年ぶり(2214日ぶり)となった。ロッテの6年ぶり先発勝利は吉田篤史の8年ぶり(92年→00年)に次ぎ球団2番目のブランク。これで唐川が勝利をマークしたのは通算16シーズン目。ロッテで勝利を16シーズン以上記録したのは村田兆治(20シーズン)に次いで2人目。