1リーグか2リーグか。
マスコミや、特にネット上で1リーグ制の是非が激しく議論されています。
プロ野球が存続していくために改革が必要である。これにはあのナベツネでさえ同意するでしょう。
何かを変えない限り、もうプロ野球自体が立ち行かないのは衆目の一致するところです。
ファンからの制度的な改革案はほぼ出揃った感がありますが、具体的にどう客を呼ぶかについての議論は不十分です。
球団の財務諸表や実際の人件費、放映権料の額がわからないと議論の深めようがない、と言う面もあるでしょう。
限られた材料の中で、今日も野球関係の掲示板では改革論議が盛んに行われています。
しかし、それらの意見の中には「お前らパリーグのことをまったく知らんのか」と言いたくなるようなものが多すぎます。
お言葉ですが、
パリーグの各球団だって経営努力はしています。パリーグの観客数は増えています。マリンスタジアムの右翼席は白く埋まってます。パリーグOBも声を上げてます。近鉄大村は年俸が下がっても良いと言いました。
てゆーかさ、
・・・失礼いたしました。
私は千葉ロッテマリーンズのファンです。そして物心ついたころからのパリーグファンです。この世に生を受け20余年、巨人戦の中継なんて日本シリーズを除き片手で数えるほどしか観たことはありません。野球ゲームもプレイするのはパのチームだけです。日本シリーズで、パリーグの誇りをかけて、ほかのパリーグのチームのために戦ってくれるパのチームが好きでした。オールスターでパリーグの誇りを全国に見せ付けてくれる、たとえば、弱小だったダイエーホークスからただ一人監督推薦で出場した山本和範が、本拠地平和台球場の観衆の前で二盗三盗を決める、そんなパの選手が好きでした。
最初は西武ファンでした。ロッテファンに鞍替えしたのは7年前ですが、すでにマリーンズは生活の一部であり、どんなに弱くてもマリーンズとして千葉にある限り応援し続けるでしょう。自分の収入もようやく安定し、さあスカパーに加入だ!と思っていた矢先にこの騒ぎです。
今回の騒動は一部オーナーの策動によりファンを無視した形で進められており、その手法には各方面から非難が寄せられています。10球団1リーグという彼らの提示する未来も到底受け入れることはできません。ただそれ以上にマリーンズファンかつパリーグファンである私にとって、愛するマリーンズが経営赤字だからということではなく、単なる1リーグ制移行のための数合わせという理由で消滅しようとしていること。それをほかならぬ重光オーナー自身が推し進めていることに、言いようのない憤りを感じています。そしてマリーンズが消滅した場合、愛するパリーグも消滅してしまう。近鉄オリックスの合併が撤回されればロッテの合併も免れることができ、かくてパリーグも存続することができるのです。今の自分を反対運動に突き動かすエネルギーの半分以上は、自分にとって空気のように必要な存在となっていた物が一度に二つも奪われようとしていることに対する怒りです。
私は、
パリーグを残すか無くすかと聞かれれば「パリーグが好きだから残してくれ」と答えます。
球団数を減らすと言われれば「マリーンズを消滅させるな」と叫びます。
球団削減による1リーグ化には反対です。この結論は今後も変わりません。
もしマリーンズが数合わせと言う理不尽な理由で消滅すればプロ野球から離れます。
以上、私の個人的な思いについて述べました。
ファンの多くが反対してきたのは決して「1リーグ化」そのものではなく「近鉄オリックス合併」であり、その結果として発生する「球団合併による1リーグ制移行」だったはず、と少なくとも私はそう思っています。
しかしファンの多くが反応したのは、「ファンの意向を無視した早急な1リーグ化に反対」というような、合併問題と1リーグ化をリンクするか、もしくは後者を強調する文言でした。
最初、私はそれでもいいと思っていました。というのは、
「わが栄光の読売巨人軍は今日も大勝利である。オリックス?何それ?」
「今年も阪神優勝やでぇ!近鉄?それよりアニキの新記録や!」
上記のようなファンに球団合併の愚を広く訴える場合、1リーグ制の是非を強調した方が浸透しやすいと思ったのです。
しかし、あの決めつけと侮蔑に満ちた週刊新潮のグラビアを見た瞬間、私は気づきました。
2リーグ派の多くがよりどころとするあの、「日本一わかりやすいプロ野球1リーグ案がダメな理由」はセリーグの人気球団のファンのために用意されたものであって、決してパリーグの弱小球団のファンを救うものではなかったのです。
あれ、簡単に反論できましたから。自分も2リーグ派のはずなのに。
実は冒頭の文章は、とあるサイトの掲示板を見てむかっ腹を立て、ノートパッドに書きなぐったものを数日放っておいたものです。そして、「日本一わかりやすいプロ野球1リーグ案がダメな理由」が2リーグ派の大勢だとすれば、私は彼らと相容れないということになります。
繰り返しますが、問題の本筋は球団合併の阻止です。ところが現実には週べの石田氏のコラムにあるように「1リーグ支持派のナベツネ老害軍団vs正義の2リーグ派」という構図に集約され、マスコミは面白おかしくあおり、肝心の球団合併問題が脇に追いやられてしまいました。
下手をすれば「来年は世論の言うとおりパ5チームでも2リーグ維持ね。もちろんセはそのままで」ということになりかねません。こんな状況では一時的に2リーグ制を維持したところで、11球団になればなし崩し的に8球団1リーグ制になってしまうことは目に見えています。これは由々しき事態です。
「ちょっと待て。お前だって散々ナベツネやヨネスケを揶揄してきただろう」とおっしゃる方もいるでしょう。ですがそれは合併阻止のためのツールのひとつになると思うからで、私はこれからもナベツネなどの関係者やマスコミにブーイングをし続けます。それは遠目にもわかりやすい抗議ですし、ナベツネの暴言から見えてくるものもありますからね。まあこれは議論の本筋ではありませんので、話を戻します。
ひょっとしたら、合併はとりあえずペンディングで、ということになるかもしれません。しかし現実に近鉄が球団を保有し続けるのはもう無理です。定期客の減少と少子化で本業すら危ないのですから。
経営が無理であれば身売りするのが本筋で、それを阻害するのは間違っています。
当事者の言い分とはうらはらに、実際手を上げた企業(花王らしいですね)はあったわけですし。
はっきりしているのは、近鉄に球団を経営する意思がなく、残りパ5球団も5球団でパを維持するつもりがない、ということです。
ならばどうするのか。
私にできることは、まず第一歩として、パリーグの現状と問題点をパリーグを知る者として明確にし、これらパリーグファンだけが持っている情報も改革論議の俎上に乗るように発言していくことではないかと思っています。私は2リーグ支持ですが、少なくとも冒頭に挙げたような薄弱な根拠なら壊したほうがましです。
球団削減による1リーグ制は論外。
だが、もし球団数を減らさない、ということだったらどうでしょう。
正直、自分はそこまで考えていませんでした。自分にとって合併と1リーグはセットでしたから。
2リーグ制にメリットとデメリットがあるように、1リーグ制にもメリットとデメリットがあります。
私は切り替えの遅い人間ですので12球団1リーグ制に即座に賛成することはできません。
しかし、合併反対を叫ぶあまり思考停止状態に陥るようなことはなるべく避けるべきで、プロ野球そのものの改革を考えるうえでは十分議論に値します。
もっと言えば、落としどころとしての12球団1リーグ制はありかな、と思うのです。あくまでも2リーグでは無理だということになれば、ですが。
阻止すべきは合併であり、チームの消滅です。減らした球団は元に戻せませんが、リーグ数は戻せます。そのあたりは冷静に考察し、対案を出し、しっかりとした根拠を付与していく、こんな方向で何とかがんばっていけたらなぁと思っています。
朝生で広瀬氏は「プロ野球のマーケティングはやり方を間違えている」と発言しました。これは換言すればやり方しだいではもっと客を呼べる、もっと利益を上げられるということではないでしょうか。
私は広瀬氏の発言と、プロ野球の未来を信じます。
〜参考〜
以下は1リーグ化に賛成する方のブログです。感情的に1リーグ制に反対する方はじっくりとお読みになることをお勧めします。そして考えてください。合併しないに越したことはない、と言うのはファンなら誰もが思うことです。
wolfyさんのBlog@wolfy (下記は合併問題に関連した直近の記事ですが、6月以降の全体を見ていただきたいと思います。)
「わかりやすい1リーグがダメな理由」がダメな理由
masenさんのMat's blog
「1リーグ制」は本当に悪いのか
一方で、パリーグファンの気持ちを代弁されているH5さんのStarless and Bible Blogの
「合併問題と1リーグ制問題は1セット」 もありますので、これもぜひ読んでいただきたいです。
マスコミや、特にネット上で1リーグ制の是非が激しく議論されています。
プロ野球が存続していくために改革が必要である。これにはあのナベツネでさえ同意するでしょう。
何かを変えない限り、もうプロ野球自体が立ち行かないのは衆目の一致するところです。
ファンからの制度的な改革案はほぼ出揃った感がありますが、具体的にどう客を呼ぶかについての議論は不十分です。
球団の財務諸表や実際の人件費、放映権料の額がわからないと議論の深めようがない、と言う面もあるでしょう。
限られた材料の中で、今日も野球関係の掲示板では改革論議が盛んに行われています。
しかし、それらの意見の中には「お前らパリーグのことをまったく知らんのか」と言いたくなるようなものが多すぎます。
お言葉ですが、
パリーグの各球団だって経営努力はしています。パリーグの観客数は増えています。マリンスタジアムの右翼席は白く埋まってます。パリーグOBも声を上げてます。近鉄大村は年俸が下がっても良いと言いました。
てゆーかさ、
ロッテ対横浜、ロッテ対広島じゃ客が入らない?
だから1リーグ制反対?
普段パリーグを見もしない奴が知ったような口聞くな!
ヨネスケかお前らは。
7位と10位の試合を見に行きますか?だと?
行くに決まってんだろうが。
俺達が観たいのは順位じゃねぇ!マリーンズだ!野球だ!
優勝しなければファンは増えないだと?
ロッテの優勝争いなんざ生まれてから1度も見たことねえよ!
どんなに弱くても、マリーンズは俺たちの生きがいであり、誇りなんだ!
パリーグを、マリーンズをなめるな!
・・・失礼いたしました。
私は千葉ロッテマリーンズのファンです。そして物心ついたころからのパリーグファンです。この世に生を受け20余年、巨人戦の中継なんて日本シリーズを除き片手で数えるほどしか観たことはありません。野球ゲームもプレイするのはパのチームだけです。日本シリーズで、パリーグの誇りをかけて、ほかのパリーグのチームのために戦ってくれるパのチームが好きでした。オールスターでパリーグの誇りを全国に見せ付けてくれる、たとえば、弱小だったダイエーホークスからただ一人監督推薦で出場した山本和範が、本拠地平和台球場の観衆の前で二盗三盗を決める、そんなパの選手が好きでした。
最初は西武ファンでした。ロッテファンに鞍替えしたのは7年前ですが、すでにマリーンズは生活の一部であり、どんなに弱くてもマリーンズとして千葉にある限り応援し続けるでしょう。自分の収入もようやく安定し、さあスカパーに加入だ!と思っていた矢先にこの騒ぎです。
今回の騒動は一部オーナーの策動によりファンを無視した形で進められており、その手法には各方面から非難が寄せられています。10球団1リーグという彼らの提示する未来も到底受け入れることはできません。ただそれ以上にマリーンズファンかつパリーグファンである私にとって、愛するマリーンズが経営赤字だからということではなく、単なる1リーグ制移行のための数合わせという理由で消滅しようとしていること。それをほかならぬ重光オーナー自身が推し進めていることに、言いようのない憤りを感じています。そしてマリーンズが消滅した場合、愛するパリーグも消滅してしまう。近鉄オリックスの合併が撤回されればロッテの合併も免れることができ、かくてパリーグも存続することができるのです。今の自分を反対運動に突き動かすエネルギーの半分以上は、自分にとって空気のように必要な存在となっていた物が一度に二つも奪われようとしていることに対する怒りです。
私は、
パリーグを残すか無くすかと聞かれれば「パリーグが好きだから残してくれ」と答えます。
球団数を減らすと言われれば「マリーンズを消滅させるな」と叫びます。
球団削減による1リーグ化には反対です。この結論は今後も変わりません。
もしマリーンズが数合わせと言う理不尽な理由で消滅すればプロ野球から離れます。
以上、私の個人的な思いについて述べました。
ファンの多くが反対してきたのは決して「1リーグ化」そのものではなく「近鉄オリックス合併」であり、その結果として発生する「球団合併による1リーグ制移行」だったはず、と少なくとも私はそう思っています。
しかしファンの多くが反応したのは、「ファンの意向を無視した早急な1リーグ化に反対」というような、合併問題と1リーグ化をリンクするか、もしくは後者を強調する文言でした。
最初、私はそれでもいいと思っていました。というのは、
「わが栄光の読売巨人軍は今日も大勝利である。オリックス?何それ?」
「今年も阪神優勝やでぇ!近鉄?それよりアニキの新記録や!」
上記のようなファンに球団合併の愚を広く訴える場合、1リーグ制の是非を強調した方が浸透しやすいと思ったのです。
しかし、あの決めつけと侮蔑に満ちた週刊新潮のグラビアを見た瞬間、私は気づきました。
2リーグ派の多くがよりどころとするあの、「日本一わかりやすいプロ野球1リーグ案がダメな理由」はセリーグの人気球団のファンのために用意されたものであって、決してパリーグの弱小球団のファンを救うものではなかったのです。
あれ、簡単に反論できましたから。自分も2リーグ派のはずなのに。
実は冒頭の文章は、とあるサイトの掲示板を見てむかっ腹を立て、ノートパッドに書きなぐったものを数日放っておいたものです。そして、「日本一わかりやすいプロ野球1リーグ案がダメな理由」が2リーグ派の大勢だとすれば、私は彼らと相容れないということになります。
繰り返しますが、問題の本筋は球団合併の阻止です。ところが現実には週べの石田氏のコラムにあるように「1リーグ支持派のナベツネ老害軍団vs正義の2リーグ派」という構図に集約され、マスコミは面白おかしくあおり、肝心の球団合併問題が脇に追いやられてしまいました。
下手をすれば「来年は世論の言うとおりパ5チームでも2リーグ維持ね。もちろんセはそのままで」ということになりかねません。こんな状況では一時的に2リーグ制を維持したところで、11球団になればなし崩し的に8球団1リーグ制になってしまうことは目に見えています。これは由々しき事態です。
「ちょっと待て。お前だって散々ナベツネやヨネスケを揶揄してきただろう」とおっしゃる方もいるでしょう。ですがそれは合併阻止のためのツールのひとつになると思うからで、私はこれからもナベツネなどの関係者やマスコミにブーイングをし続けます。それは遠目にもわかりやすい抗議ですし、ナベツネの暴言から見えてくるものもありますからね。まあこれは議論の本筋ではありませんので、話を戻します。
ひょっとしたら、合併はとりあえずペンディングで、ということになるかもしれません。しかし現実に近鉄が球団を保有し続けるのはもう無理です。定期客の減少と少子化で本業すら危ないのですから。
経営が無理であれば身売りするのが本筋で、それを阻害するのは間違っています。
当事者の言い分とはうらはらに、実際手を上げた企業(花王らしいですね)はあったわけですし。
はっきりしているのは、近鉄に球団を経営する意思がなく、残りパ5球団も5球団でパを維持するつもりがない、ということです。
ならばどうするのか。
私にできることは、まず第一歩として、パリーグの現状と問題点をパリーグを知る者として明確にし、これらパリーグファンだけが持っている情報も改革論議の俎上に乗るように発言していくことではないかと思っています。私は2リーグ支持ですが、少なくとも冒頭に挙げたような薄弱な根拠なら壊したほうがましです。
球団削減による1リーグ制は論外。
だが、もし球団数を減らさない、ということだったらどうでしょう。
正直、自分はそこまで考えていませんでした。自分にとって合併と1リーグはセットでしたから。
2リーグ制にメリットとデメリットがあるように、1リーグ制にもメリットとデメリットがあります。
私は切り替えの遅い人間ですので12球団1リーグ制に即座に賛成することはできません。
しかし、合併反対を叫ぶあまり思考停止状態に陥るようなことはなるべく避けるべきで、プロ野球そのものの改革を考えるうえでは十分議論に値します。
もっと言えば、落としどころとしての12球団1リーグ制はありかな、と思うのです。あくまでも2リーグでは無理だということになれば、ですが。
阻止すべきは合併であり、チームの消滅です。減らした球団は元に戻せませんが、リーグ数は戻せます。そのあたりは冷静に考察し、対案を出し、しっかりとした根拠を付与していく、こんな方向で何とかがんばっていけたらなぁと思っています。
朝生で広瀬氏は「プロ野球のマーケティングはやり方を間違えている」と発言しました。これは換言すればやり方しだいではもっと客を呼べる、もっと利益を上げられるということではないでしょうか。
私は広瀬氏の発言と、プロ野球の未来を信じます。
〜参考〜
以下は1リーグ化に賛成する方のブログです。感情的に1リーグ制に反対する方はじっくりとお読みになることをお勧めします。そして考えてください。合併しないに越したことはない、と言うのはファンなら誰もが思うことです。
wolfyさんのBlog@wolfy (下記は合併問題に関連した直近の記事ですが、6月以降の全体を見ていただきたいと思います。)
「わかりやすい1リーグがダメな理由」がダメな理由
masenさんのMat's blog
「1リーグ制」は本当に悪いのか
一方で、パリーグファンの気持ちを代弁されているH5さんのStarless and Bible Blogの
「合併問題と1リーグ制問題は1セット」 もありますので、これもぜひ読んでいただきたいです。




連鎖していく事によって色々な意見を見ることができる。
「結局は何が嫌なのか」という考えがわかったので
これからの考えの参考になりました。