先日当ブログで取り上げたご当地の踏み絵に続き、今回はルパートジョーンズさん提唱の沿線の踏み絵です。

やっぱり同じ県内でも路線ごとに住民の気質や文化は異なるもの。同じ東京圏でも小田急沿線と常磐線沿線じゃ何から何までまったく違います。自分の場合はやっぱりこれ。

題して、常磐線沿線の踏み絵

常磐線は東京は上野と仙台を結ぶ路線で、足立、葛飾、千葉県北西部をかすめて茨城方面に向かっています。あのこち亀で有名な亀有駅は常磐線の駅なんですよ。
ただし常磐線といっても今回は取手までです。茨城県民の方ごめんなさい。

● 幕張など千葉県内のほかの地域に出かけるときはたまらなく不便だが、都心に出るのは楽だ。
● 東京や神奈川の友人や同僚には遠距離通勤(通学)をしていると思われているが、実際それほど遠くはない。
● そして八王子や神奈川あたりから長時間かけて都心に通っている人を見ると「俺たちは名より実を取ったのだ」と思う。
● でもお金があればよそに引っ越したい。
● はっきり言って、ガラはよくない。
● 車内でワンカップ大関を飲むおっさんをよく見かける。
● 夜の快速は車内が酒臭いが、慣れているので別になんとも思わない。
● 図書館は蔵書の質より建物の量だ。
● 駅前の駐輪場はぼったくりすぎだ。
● テレビ東京系の「アド街ック天国」に地元が取り上げられても知らない店ばかりだ。
● 踏切がないので自宅から見て線路の反対側に行くことがあまりない。
● 江戸川は心のふるさとだ。
● マツキヨはドラックストアよりスーパーマーケットのほうをよく利用する。
● 真に万博と呼べるのは85年のつくば科学博覧会だけだ。
● 朝のラッシュの混雑は日本一だと思う。
● 朝のラッシュ時に人の重みで自分の荷物を破壊されたことがある。
● 西日暮里駅のJR乗換専用自動改札は20通路あるがとても足りない。
● 平日はともかく土曜朝の上り快速が激混みなのは何とかして欲しい。
● 上野駅の階段は駆け上がるためにある。
● エスカレーターで立ち止まっている人が邪魔。
● 朝夕の乗換駅は戦場。乗り換えは人ごみを掻き分けながらダッシュするのが当然。
● 武蔵野線との乗り換えも戦争だ。つーか同時に到着するな、と思う。
● 快速に乗っているとき、隣の線路を走る各駅停車に追い抜かれると損した気分になる。
● 都心に行くときは各駅で西日暮里乗換えの場合と快速の日暮里乗換えの場合で切符の買い方や運賃が違うことを知っている。
● 西日暮里乗換えだとスイカが使えないのは不便だ。
● 松戸駅のタイヤキ屋は絶品。
● 出口すらない新松戸駅の東側は西口と違って林しかないのが不思議だ。
● 白電の車内で忘れ物をしたら、翌日福島弁の駅員から電話がかかってきた。
● 早朝の快速で見かける行商のおばちゃんの荷物は、とても自分ひとりじゃ担げないと思う。
● 松戸駅前のイトーヨーカドーは崖に張り付いているので5階にも出入口があるが、別に自慢ではない。
● 金町のイトーヨーカドーの屋上にある自動車教習所で一度運転してみたい。
● ちょっと前まで「快速」は停車するのに「普通」が朝夕のみ通過する駅があって説明に困った。
● 土日夜の綾瀬行は多すぎるので我孫子まで延長すべきと思う。
● 東海村でおきたJCOの放射能漏れ事故の日、すぐそばを走る常磐線は動いていたため自分の乗った電車は事故現場のすぐそばを走っていたんじゃないかと後から少し怖くなった。
● 利根川に隕石が落ちたときの音はかなりすごかった。
● 謎の怪獣マツドドンを知っている。もしくはマツドドンに関する新聞記事を見たことがある。

「え、新宿行くなら普通に切符買えばいいんでしょ」なんて言ってる奴は素人ですよ。西日暮里で乗り換えるならちゃんと千代田線西日暮里乗換えのボタンを押さないといけません。さもないと西日暮里の自動改札を通れず大顰蹙。朝なら確実に後ろから来た団塊オヤジに踏み潰されますね。これについては後日別エントリーで説明しますので、常磐線ビギナーのあなたは肝に銘じること。

 あとはあれですね。やっぱり万博と言えばつくばの科学万博です。なんたってただの博覧会じゃありません。科学です。未来です。そんな言葉の前に当時がきんちょの自分はアドレナリン出しまくりです。4回は行ったかな?
 今となっちゃ富士通パビリオンで立体映像を見たのとダイエー館が謎だったことぐらいしか覚えていないんですが、なぜかこんなものが家にあったりします。

つくば万博ガイドブック表紙

つくば万博Cブロック

 1985年。あれからもう20年もたつんですね。21世紀には科学技術の力でバラ色の未来が待っていると本気で信じることができた時代でした。確かに技術は進歩してパソコンの性能も驚異的に向上したものの、ロボットが一家に一台おかれる時代を待つことなく大山のぶ代は引退、パソコンの中に詰まっているのは・・・。

泣ける。

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